アフィリエイトで1記事あたりの文字数を決めないメリット

少し前まで、アフィリエイトで「1記事あたり○○文字以上は書く!」と決めて記事を書いていたのですが、最近はその制限を外しています。

 

その中で、「アフィリエイトで文字数を意識しないことには相当メリットがあるな」と感じているので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。

 

Contents

離脱率関連指標が下がる

アフィリエイトで文字数を意識しないことことの大きなメリットの一つが、離脱率関連指標(直帰率やページ/セッション)が改善することです。

 

アフィリエイトにおける重要指標の一つが、離脱率関連指標です。これらの数値は主に「ユーザー満足度」を表していると考えられますので、グーグルはこれらの指標をよく見てサイト評価していると言われています。つまり、検索順位を正当に高めていく「王道のSEO」的な意味で非常に重要な数値ということです。

 満足できるサイトであれば何ページも見る可能性が高いですし、直帰もしない可能性が高いですよね。

 

アフィリエイトで文字数を意識して「最低3000文字以上!」とかにすると、経験上、この離脱率が高めに出ます。なぜならば、本当であれば「一言」で答えられそうな検索クエリ(キーワード)であっても何とか引き延ばそうとするため、「カルピスを薄めたような記事」になりがちだからです。

 

例えば、「アマゾン川 どこ」というキーワードであれば、本来ならば「南米」とか「ブラジル」とかの「一言」で済ませられるはずですよね。

 

しかし、文字数を過剰に意識すると、「アマゾン川の概要」「アマゾン川の規模」「アマゾン川の歴史」「アマゾン川の水量と流量」のようなウィキペディア的展開をしてしまいがちです。こうなると、ユーザーはイラっとしますので、よほど「アマゾン川のすべて」について知りたい方以外は離脱します。当然、直帰率も、ページセッションも悪化することになります。

 

文字数を意識しなければ、「1+1=」という検索に対して「2」とパシっと返せます。多くの場合、これは滞在時間以外のSEO関連指標にはプラスに働きます。文字を少なくし、それでも適切な答えになっているのであれば、「本質だけを伝えている」という高評価になるわけですね。

 

文字の生産量が上がる

アフィリエイトで文字数を意識しないことことのもう一つの大きなメリットが、文字の生産量が上がることです。

 

私の場合ですが、キーワードに対して必要十分な答えを書くと、おおむね1,500~2,500文字くらいになります。これは人によっても、分野によっても違うと思いますが、私の場合はそうです。

 

この時、「1記事3,000文字以上」と決めていた場合、不足した500~1,500文字を埋める作業はかなりの「ひねり出し」作業になりますので、時間がかかります。それこそ、最悪の場合にはすでに書いた1,500~2,500文字と同じくらいの労力や時間がかかってしまいます。これは、文字の生産量という意味では、あまりにも非効率なやり方です。

 

文字数の制限をなくすと、記事がすらすら書けます。さらに、記事を書き終わったときに「あと○○文字足りないから、何か要素を足さなきゃ」と思うこともないですので、精神的にも楽です。さらに、先ほど言った通り非効率な加筆の時間がなくなります。

 

これらの相乗効果により、文字の生産量が劇的に改善します。少なくとも、私自身は劇的に改善しました。12,000文字/日くらいだったのが、最近は15,000文字/日を常に超えるペースで書いています。(文字数にして、1.3倍くらいになっていますね)

 

増えているだけでなく、精神的にも、記事の内容的にも改善を感じます。12,000文字/日のころより楽に書けていますし、1記事1記事、力を入れて書くことが出来ていると感じています。

 

デメリットが特にない

最後に、メリットではありませんが、アフィリエイトで文字数を意識しないことことにはデメリットが特にないと感じています。

 

文字数でかさ上げしていた部分が減ることで「滞在時間」が減るのは確かですが、「直帰率」や「ページセッション」の改善で補えますし、それ以上にサイト評価が上がるでしょう。

 

さらに、1記事あたりの文字数が減ってもガンガン記事が書けるようになりますので、「1日あたりに書ける記事数」そのものが増える人がほとんどかと思います。

 

文字数縛りがないと怠けてしまうのではないかという人もいるかもしれませんが、検索クエリ(キーワード)に適切な答えを返すのにはある程度の文字数が必要ですので、そういったことはめったにおきません。

 

例えば、「仮想通貨 メリット」という検索クエリに対して、一攫千金が可能なことだけに触れるアフィリエイターはいないでしょう。おそらく、暗号で守られているがゆえの安全性、国を超えて利用できるメリット、日本国内でも利用可能店舗が増加していること等にも触れる人が多いのではないでしょうか。

 

文字を無駄に多くし過ぎることはあっても、(まともにキーワードに答える気のあるアフィリエイターであれば)少なくし過ぎることはありません。ですので、文字数制限をとっぱらうことのデメリットというのは、無いに等しいのではないかと思っています。

 

アフィリエイトで1記事あたりの文字数を決めないメリットのまとめ

最後に、アフィリエイトで1記事あたりの文字数を決めないメリットについてまとめておきます。

 

  • 離脱率関連指標(直帰率・ページセッション)が改善する
  • 文字の生産量が上がる
  • (デメリットが特にない)

 

というわけで、私は今後も文字数を意識することなく書いていこうと思っています。参考になれば。

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