売り込むべきか、売り込まざるべきか。それがアフィリの問題だ。

アフィリエイトでは、3か月で数万円を稼ぎ始め、1年で月収50~100万円を稼ぐ人がいます。

その一方で、3か月では0円で、半年~1年かかって初報酬を得るような人もいます。

 

後者の人でも、続けていけば月収百万円になったりするのがアフィリエイトのすごさであり、アフィリエイトのコツは継続と言われる所以なのですが、どうせなら前者のような成功の仕方をしたいのが人情ですよね。

 

というわけで今回は、アフィリエイトで早く結果を出す人と出さない人の違いについて書いていきたいと思います。

 

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アフィリエイトで、早く結果を出したいなら?

結果から言えば、多くの「報酬推移を公開しているアフィリエイター」および「そのサイト」を見ていて、アフィリエイトで結果を出すのが遅い人は、「売り込む」のではなく、「良いサイトを作る」タイプ、そして人によっては、売り込まないことに一種のポリシーを持っているタイプが多いことに気づきました。

 

この要素は、良いアフィリエイターなのかどうかには関係ありません。むしろ「アフィリエイターに尊敬されている優良アフィリエイター」にも多いことのようです。

 

例えば、アフィリエイト野郎のパシさんは、専業アフィリエイターであり、最初は16時間作業し、アフィリエイター以前もSEOコンサルをやっていた(とご本人が言っている)のにもかかわらず、1年かけて月収10万、3年で月収100万と、けっして早いペースでの報酬増加ではありません。

 

パシさんのサイトの多くは公開されていますが、売り込み臭が少ない。間違いなく「良いサイトをコツコツ作るタイプ」です。「アフィリエイターは嫌いだけれども、パシさんは好き」といっている人さえいます。(ちなみに私も会ったことはもちろんコメントしたことさえもないですが、パシさんは好きです。twitterでフォローしてます。所持サイトにおいて、ゴミみたいな批判コメントにすら誠実に答える姿勢に、畏敬の念さえ覚えます)

 

逆に、1年数か月で月収が500万を超えたという某アフィリエイター。この方のサイトは本サイト・サブサイトともに非常にたどりやすい(見つけやすい)のですが、売り込み臭がものすごい。というか、ほとんど全記事に「共通コンテンツ」的な機能で売り込みが入ってきています。そして、デザインにまったく力が入っていない。はっきり言って、パシさんと真逆の路線です。(その代わり、文章量はものすごいです。月に100記事以上、オリジナルの2,000~3,000文字以上コンテンツ(多分外注ではない)が入っています)

 

しかしながら、月収は数百万。この人だけでなく、1~2年で数百万に達するようなアフィリエイターのサイトを何人か追いましたが、このタイプの「売り込みまくり」「文章量は驚異的に多い」「デザインその他はカス」なサイトを作成される方が多い印象ですので、この某アフィリエイターも嘘つきではないと個人的には思います。

 

ここから学べることは2つ。短期で収益をあげる際の、「文章量の重要性」「売り込むことの重要性」です。

 

売り込むか、売り込まないか。

文章量については、色々なところで書かれているので、この記事では取り扱いません。注目したいのは、売り込むという行為です。

 

売り込むという行為は、日本においては特に嫌われます。「主張すること自体がはしたない」というお国柄もあるでしょうし、「お金」にかんすることは汚い、話すべきではない、という慣習もあるでしょう。

 

しかしながら、売り込むという行為がお金を生むのは事実です。売り込まれるのが嫌いだという人は多いのですが、それでも野村証券や日本生命といった大手企業が大量の「売り込み専門要員」を抱えているのは、売り込むことには効果があるからに他なりません。

相手がだれであろうと、臆することなく自分を売り込む勇気がなければ、なめられて追い返されるだけだ。ドアを思い切り強く叩いて、腹の底から大きな声で叫び、弱きの虫を頭から追い払い、話に耳を傾けてもらうためならなんでもやるという覚悟を持たなければ、顧客や消費者は見向きもしてくれない。

ダン・ケネディ

 

良い人だと思われたいのか、それとも買ってほしいのか。

良い人だと思われたいなら、売り込みはやめるべきです。9割以上の人は売り込まれるのが嫌いだからです。

 

そういう意味では、実名だったり、何かの固有名詞で「ブランディング」しているブログで売り込みを強めるのは自殺行為だと言えるでしょう。例えば、「パシのSEOブログ」とか「ルカルカアフィリエイト」のようなブログで露骨な売り込みを始めるのは、やめた方がよさそうです。

 

しかしながら、あなたという個人が出ていない「アフィリエイトサイト」で同じ姿勢をとり続けるべきか、といえばそれは疑問です。

 

私が見てきた限りで言えば、短期間で稼げるようになったアフィリエイターの「アフィリエイトサイト」では、えげつないまでに売り込んでいることが多いです。売り込まれると、再訪問率は低くなるのでしょうが、その場で買ってくれる可能性は上がります。ブランディング出来るような「指名検索サイト」を作ることが目的そのものなのであればまだしも、「稼ぐ」ことが目的なのであれば、短期的には売り込みサイトの圧勝です。

 

「短期的には売り込みサイトの圧勝であっても、長期的には売り込まないサイトが大きな収益を上げる」のであれば売り込まないことの価値もあると言えましょうが、私はそうも思いません。

 

収益だけで言えば、短期でも売り込みサイトが勝ち、長期でも売り込みサイトが勝つのではないかと思います。(リピーターが売り上げをどれだけもたらすジャンルか、そしてリピーターの購入が成果条件としてOKとなる商品をどれだけ扱うか、など複雑すぎて計算できないので、あくまで個人の感覚値です)

 

2018年3月時点の意見としては、「アフィリエイトはカネのためにやっている」と言い切れるタイプの人は、迷わず売り込んだ方がいいのではないでしょうか。参考になれば幸いです。

 

 現在、複数サイト運営の中で、売り込みサイトと売り込まないサイトを分けて作りこんでいるので、何か結果らしきものが見えたら報告しますね。
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