執着の分散ってご存知でしょうか?
もともとは「LOVE理論」という本の中で紹介された、恋愛における考え方のようです。
ただ、この執着の分散理論。
アフィリエイトにおいても非常に重要な考え方なのです。
今回は、執着の分散理論と、そのアフィリエイトの応用について書いていきます。
Contents
執着の分散理論とは?
まず、執着の分散理論について引用します。
人は執着し過ぎると、心に(余裕)がなくなり、テンパった行動を取ってしまい、相手に(キモイ)と思われてしまうのです。
とくに女性は、余裕のない男性の言動をひどく嫌います。好きな人の前でテンパっておかしな行動をとるのは、誰でも経験したことがありますよね。
そこで“執着分散理論”。複数の女性にアプローチすることで、心に余裕をつくり、好きな女の前でもテンパらなくなります。『LOVE理論』より
というわけで、「1人の女性に執着しすぎるとウザくてキモイ男と思われちゃうから、複数の女性にアプローチしようぜ。精神安定するよ」ということのようです。
恋愛におけるこの理論の是非はここでは論じませんが、少なくともアフィリエイトに置き換えると、めちゃくちゃ大事なことを言っていると思います。
アフィリエイトにおける執着の分散理論の重要性
アフィリエイトにおいて、執着の分散理論はどのような意味を持つのでしょうか。
恋愛から、アフィリエイトに言いかえると、以下のように変換できる気がします。
恋愛:「1人の女性に執着しすぎるとウザくてキモイ男と思われちゃうから、複数の女性にアプローチしようぜ。精神安定するよ」
↓
アフィリエイト「1つのサイトに執着しすぎると成果が待ちきれず挫折しちゃうから、複数のサイト作ろうぜ。精神安定するよ」
複数のサイト運営にはメリット・デメリットがありますので、複数サイト運営が正しいかどうかは分かりません。
しかしながら、「精神安定するよ」というメリットは、正しいのではないかと思いますね。
その際に挫折しかけた経験からすると、この言葉は心に沁みます(笑)
複数サイト運営のメリット・デメリット
複数サイトを作ると、精神が安定するのは間違いありません。
しかしながら、メリットだけしかないわけではありませんので、複数サイト運営のメリット・デメリットを書いていこうと思います。
- 精神が安定する。
「伸びないサイト1つだけ」になりうる単独サイト運営と比較し、一つは伸びるサイトを持てる可能性が高まるため。
(以下の「収入が安定する」とも深い関係がある) - 収入が安定する。
複数サイトで収入が発生すると、ペナルティやアクセス減の影響を受けにくくなるため。
「健康アップデート」のような分野狙い撃ちのGoogle検索アルゴリズム変更の影響も受けにくい。
- 収入の伸びが遅い。
たくさんのサイトを少しずつ伸ばしていく手法なので、自然とそうなる。 - アウトプットの効率が悪い。
サイトの数だけ、立ち上げや解析、カスタマイズの時間がかかる。
さらに、ジャンルも分散する場合には多ジャンルにおける学習・情報収集の手間がかかり、記事作成時には頭の切り替えも必要になってくる。
複数サイト運営のメリット・デメリットについて、重要なポイントは以上です。
率直に言って、メリットもデメリットもハッキリあるという感じなので、どうすべきかは相当迷うと思います。
複数サイト運営、私はどうしているか。
最後に、複数サイト運営について、私がしていることを書きます。
結論から言えば、「選べなかったので両方やっている」となります。
記事の中でちょくちょく書いているので、ご存知の方もいるかもしれませんが、私は複数のパワーブログを運営しつつ、ペラサイトも毎日作るスタイルです。
そういう意味では、間違いなく「複数サイト運営」をしています。
しかしながら、パワーブログに一日で10,000文字(複数サイトの合計)は入れているので、いわゆる「単独サイト運営」的な動きもしています。
何が言いたいか。
「私のように両方やるべし!」では情報として価値がないので(どっちもやる時間があればやった方がいいに決まってます)、実験しようと思います。
つまり、私がずっとこの動きを続けていけば、たくさんのペラサイト群と複数のパワーブログが出来るでしょう。
そうなれば、結局○○のほうが良かったよなあ、というのはある程度分かると思うのです。
おそらく、ネット上にはすでに答えを出している先輩もいると思いますが、私は実際に自分でやってみようと思っています。
というわけで、この件もペラ実験と同じく継続的に報告していきたいと思います。